お腹が空いていたので、結構なボリュームでしたがほぼ完食。デザートのヤクルトフルーツかき氷がすごく映えていて、ベトナムっぽかったです。
食事を終えて製茶場に戻ると、先ほど揉み終わった茶葉が、いい感じに発酵していました。湿度があって気温が高いと、発酵はあっという間です。これで、乾燥させれば出来上がり。明日の朝のコンペが楽しみです。
すぐ近くの親戚が営んでいるお宿にて就寝。朝早かったのでクタクタです。シャワーを浴びてベッドに入ったら、翌朝までぐっすりでした。
翌朝とても良いお天気でした。台北は確か、雨が降っているはず。北回帰線より南はこんなふうにいつも晴れていて、お天気の日が多いです。その辺に植わっている木に金柑がすずなり。これも完全無農薬です。なんとも豊かな土地です。
農業王国花蓮での朝ごはんはやはりフルーツ。6種類と蒸しピーナツ。すごーく健康的です。
製茶場で、高さんから花蓮の茶農業について簡単な講義を受けました。当時だれも振り向かなかった高級紅茶生産への道、無農薬に切り替えたときの苦労、結果整った生態系、製茶の技術などの話を、高さんは場慣れしていない語り口ではありますが、わかりやすく話してくださいました。茶業改良場を通じてきちんと茶農業の教育を受けている方なので、説明や専門用語が系統立っていて、わかりやすくて助かりました。
これまでいろいろな場で茶業の技術系の話を聞きましたが、やはり直接茶農家の方の話を聴くことで、その土地土地での違った苦労がわかります。今回も多くの学びや発見がありました。